各指数の見方
スピード指数を経験したことがある方はおわかりだと思いますが、
スピード指数も、走破タイムなどを指数化したものであり、
ペースや、クラス、馬場などによっては、大きく変化する場合があります。
一番、大きな差が出るのは「スローペース」による指数。
GIクラスではあまり見ませんが、GIIやオープンクラスでも、
極端に遅いペースだと、もちろん走破タイムも遅くなり、
GIIなのに、1000万クラスなみの時計の場合もあり、
こういう場合は、「上がり」勝負になりやすく、もちろん、スピード指数も、
上がり指数が高くなります。
短距離では遅いペースになりくくあり、中距離以上になると、遅いペースが見られます。
未勝利クラスの馬が、GI級の指数を出すことはほぼ不可能ですが、
逆はありえるので、この範囲、指数が持つもの、指数が教えてくれるものを把握しなければいけません。
各指数は、つねに「そのクラス以下か」、「そのクラス以上か」の見極めが必要になります。
前半飛ばして、ハイペースの走破タイムになり、上がりはかからない指数と、
スローペースで、上がり勝負になった走破タイムと上がり指数。
この各クラス範囲内の指数なら文句なしに、見極め、判断材料になり、買い目に結びつくが、
ハイペースなどの乱タイムや、超スローペースで、上がりだけの競馬だった指数は、
クラス範囲内の指数外になることが多い。
上記に記載しましたが、GIIクラスが、1000万なみの走破タイムになり、
上がりだけの展開になると、上がり指数が持つ意味などが重要視されます。
中でも、牝馬限定はスローになりやすく、上がりだけの競馬になりやすい。
この牝馬が、前走、上がりだけの競馬をし、今走は牡馬と混合されて出走した場合は・・・。
みな、クラス指数「100」の平均指数の中、1頭だけが「80」の範囲外の指数。
ここが難しいところであり、スローペースで落とした、走破タイムは、基準になる、タイムにも反映するかどうかがポイントになる。
当社は、その点、基礎の指数はもちろん、各競馬場ごとの指数や、上がり指数を算出しており、実践につなげております。
スピード指数は比較するための計算方法ですが、上記記載の比較できない、見極めが必要な点がいくつも存在するのも確かです。
各スピード指数の算出方法は、コチラのページよりご確認ください。
(当社独自のデータベースなため、基礎の指数以外の基準タイムなどは非公表です)